海外FXと国内FXの税金の違いは?確定申告のときに気をつけよう!
海外FXと国内FXの税金の違いは?確定申告のときに気をつけよう!
日本では収入や利益がある場合は、確定申告を通じて国に申告する必要があります。
FX取引をする際は、海外FX会社を利用していたとしても、そこで利益が発生している以上は確定申告しなければいけません。
今回は、海外FXと国内FXの税金の違いについてご紹介します。
海外FXと国内FXの税金の違い
日本にいながらFX取引をする場合、海外FX口座で取引したとしてもあなたが日本国籍である以上は確定申告をしなければなりません。
もし申告していない場合は、個人がきちんと納税しているかはマイナンバー制度に基づいてチェックされているので注意が必要です。
確定申告しなければならない対象は1年間の利益が200,000円を超えた場合になります。
確定申告を行なう際に、国内FXと海外FXでは税金・申告区分が異なることをご存じでしょうか。
国内FXの場合は「申告分離課税」に区分され、所得額の多い・少ないに関わらず税率は一律20%で、
利益が少ないときは、税金の分損をする可能性があるのです。
海外FXの場合は「総合課税」に区分され、利益によって税率が変動します。
年間収入が1,950,000円以下では15%、3,300,000円以下では20%、6,950,000円以下では30%の税率が設定されており、それ以上の収入の場合は最大50%の税率となるのです。
このように海外FXと国内FXでは、税金・申告区分が異なることを確認しておきましょう。
FX収入金額によっては海外FXのほうがお得!
前述のように国内FXでは税率が20%で、海外FXは得た利益によって課税額が異なります。
年間3,300,000円までの収入であれば、海外FXの税金は20%未満になりますので、海外FXのほうがお得です。
総合課税は1,950,000~3,300,000円の利益の場合、97,500円もの控除を受けることができます。
つまり3,300,000円の年間収入があった場合でも97,500円を収入から差し引きます。
すると課税対象は3,200,000円となり、国内FXのように控除がきかないものよりお得になるのです。
また海外FX会社によって入金した金額の100%をボーナスバックとして還元してくれるところがあるのですが、ボーナスは収入に換算しないため課税対象ではありません。
前述のように海外FXは総合課税で、利益を得るための経費は確定申告に計上することができます。
FX収入によっては、海外FXがお得になることがお分かりいただけましたでしょうか。
まとめ
今回は、海外FXと国内FXの税金の違いについてご紹介しました。
海外FXと国内FXの税金は申告区分が異なり税率も異なりますので、FX収入によっては海外FXのほうがお得になることも記載しています。
今回の記事を参考に、海外FXと国内FXの税金の違いについて知っていただき、あなたに合ったFX取引をなさってはいかがでしょうか。
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