FX初心者が最初に陥りやすい失敗とは?対策方法も伝授します
コロナウイルスの影響もあり、自宅で収益を出すことができるFXを副業として始める方が増えています。しかし、稼ぐために始めたFXで大きな損失を出してしまうという方もいるようです。そこで今回は、FX初心者が陥りやすい失敗パターンとその対策方法について解説していきたいと思います。
FX初パターンは決まっている心者が失敗する
FX初心者の方は、当然ですが経験者に比べてFXの知識も経験もありません。そのため、同じような失敗をしてしまいがちです。FXはお金を使ってお金を稼ぐための投資なので、1つ失敗をするだけで大きなお金を失ってしまう可能性があります。失敗パターンを理解して事前に対処しておくことによって、よりお金を稼ぎやすい状況を作ることができるので、すぐにFXの取引を始めるのではなく、しっかりと対策を立てておくことをおすすめします。
FX初心者がFXで失敗する主な事例
小さな利益を稼いでいるがトータルはマイナス
FXは取引量やエントリー・決済のタイミングを自分で決めることができます。そのため、1つ1つの決断がとても大切で、1つ間違えると損失額が大きくなってしまう可能性があります。そんなFXの取引の中で初心者にありがちなのが、小さな利益はたくさん出しているけれども、トータルで見るとマイナスになってしまっているというケースです。勝率だけを見ると高い数字が出せているので、何となく勝っているという気分になりがちですが、実際には負けた1回で大きな損失を出してしまっているため、1か月の収支で見るとマイナスになっているというケースはよくあります。その時だけの視点で見らずに、1か月・1年トータルで見て、どのような結果になっているかを把握しておく必要があります。
ロスカットで借金を抱えてしまう
FXには、ロスカットというシステムがあり、多くの含み損を抱えると強制的にポジションを決済されてしまいます。そのため、思わぬ額の損失に繋がってしまうというケースも考えられます。FXの仕組みを知らずにギャンブルのような取引をしていると、予想以上のマイナスを受けてしまうこともあるので、気を付けましょう。
FX初心者が取引で失敗しないための対策
損切りポイントを決めておく
FX初心者が最も苦労するのは、損切りです。含み損が膨らんでいても、相場が反転するかもしれないと思ったら、なかなか損切りの決断ができなくなってしまうこともあるでしょう。そのため、感情に流されてしまわないように、事前に「どれくらいの含み損を抱えたら損切りをする」というルールを決めておくことが重要です。そして、このルールをきちんと守るようにしていれば、自分が想定しないマイナスを抱えることはないでしょう。
焦って利確をしない
FX初心者は含み損を抱えることを恐れすぎて、早めに利確をしてしまう傾向があります。利益が出ている時に早く決済をして利益を確定させたい気持ちは分かりますが、小さな利益ばかりをとっていても、大きな損失を出してしまうと一気にマイナスとなってしまうこともあります。そのため、利益がとれるタイミングで感情に流されて決済してしまわないように注意しておくといいでしょう。
ポジションを持ちすぎない
FXを始めたばかりの方は、たくさん取引をしたいという気持ちになってしまい、必要以上にポジションを抱えてしまうという状態に陥る人が多くいます。しかし、むやみやたらに取引を行うのは、無意味な損失につながる可能性があります。1日に抱えるポジション数は事前に決めておき、そのポジション数に集中して利益を狙うようにしましょう。
1か月トータルの収支表を作る
FXを始めたばかりの方は、どうしてもその時の利益と損失額に振り回されてしまいます。しかし、感情に流されて取引をしていれば、結果的にプラスを出すことができません。そのため、必ず1か月・1年という長いスパンで見た時に収支がプラスになっているのかをチェックするようにしましょう。収支表を作っておけば、現状をきちんと把握することができるので、冷静な視点を持って取引を行うことができるでしょう。また、トータルの収支がマイナスになっている時でも、一気に取り返そうと思わずにコツコツ積み上げてプラスに持っていくことを意識して取引するといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?FXは経験と知識を重ねてしっかりと行えば、自宅にいながら収益を出せる魅力的な投資方法です。しかし、感情に流されてしまったり、間違った選択をしてしまうと、一気に損失額が膨らんでしまうこともあります。事前にリスクを回避する方法を考えて対策を行い、プラスの利益が出しやすい環境を作ることが最も重要です。
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