FXでドル・円を取引!米大統領選挙でドル・円はどう動くのか??

FXでドル・円を取引!米大統領選挙でドル・円はどう動くのか??

FXをやっている人は、ドルと円を取引する際にさまざまな社会情勢に目を配る必要があります。

とくに2020年には米大統領選挙が行なわれますが、米大統領選挙が実施されるときはドル・円の変動に傾向があることをご存じでしょうか。

今回は、FXドル・円を取引するときに米大統領選挙がどのように影響しているのかについてご紹介します。

米大統領選挙が実施される年のドル・円はどう動くのか

FXをやっている人は「米大統領選が行なわれる年は円安ドル高になる傾向がある」とよく言います。

またGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って「ドル高・大統領選挙」と検索すると、米大統領選挙が行なわれるときは円安ドル高になるという記述が多く見受けられるのです。

しかし実際に米大統領選挙が行なわれる年は円安ドル高になっているのかまで記述している記事は少なく、信憑性が高いのかを疑問に感じます。

そこで米大統領選挙が行なわれた年の円ドルの様子をまとめてみました。

米大統領選挙年 選出米大統領 為替レート
1976 ジミー・カーター               ドル高
1980 ロナルド・レーガン            ドル高
1984 ロナルド・レーガン            ドル高
1988 ジョージ・H・W・ブッシュ ドル高
1992 ビル・クリントン               ドル高
1996 ビル・クリントン               ドル高
2000 ジョージ・W・ブッシュ      ドル高
2004 ジョージ・W・ブッシュ      ドル安
2008 バラク・オバマ                  ドル高
2012 バラク・オバマ                  ドル高
2016 ドナルド・トランプ            ドル高

表をご覧いただくと2004年以外はすべて円安ドル高であることが分かります。
このことから米大統領選挙が実施されるときは円安ドル高に傾向が強くあるのです。

ただ円安ドル高の強弱はその時々によって異なることは知っておきましょう。

米大統領選挙が実施されると、アメリカでは政治への期待が高まることでドルの需要が高まり、円安ドル高になるわけです。

FXを始めるときは米大統領選挙を意識すべき?

FXを始める方は米大統領選挙を意識するべきです。

前述のように米大統領選挙が行なわれるときは円安ドル高になる傾向があることを踏まえてFX取引をするべきでしょう。

ただし為替の動向については、大統領候補者の発言によって大きく変動することを知っておかなければなりません。

とくに2020年1月現在、アメリカ大統領であるドナルド・トランプは多彩な発言をすることから、2020年に米大統領選挙が実施されますが、その動向をきちんと窺う必要があります。

まとめ

今回は、FXドル・円を取引するときに米大統領選挙がどのように影響しているのかについてご紹介しました。

米大統領選挙が実施される年は円安ドル高になる傾向が強いことがお分かりいただけましたでしょうか。

ただそれはあくまでも傾向ですので、米大統領選挙の候補者の言動をよく聞き、社会情勢をつかむ必要があります。

今回の記事を参考に、あなたもドル・円取引をするときに、米大統領選挙の情勢を窺いながらFX取引を行なってください。

 

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